くうきのように

くうきのように

空気のように

 

空気のように そこにあるもの

空気のように 普通にあるもの

 

そこにあると意識しなくても

いつもそこにあるもの

 

空気は生きるために必要

 

必要だとおもってしまうと

もしもなくなったらどうしようと

とても不安になる

 

普通にあるのに

いつでもあるのに

欲しがらなくてもあるのに

 

普通だと思えなくなると

不安になる

 

空気がそこにあると

感じられないと不安になる

 

普通にあるということを

忘れてしまって不安になる

 

空気はそこにあるのに

空気はいつでもそこにあるのに

 

不安になりすぎて

空気のことは考えない

 

不安になりすぎて

空気のことは忘れる

 

そんなふうに 普通のしあわせを

感じられなくならないように

 

普通であることのしあわせを

感じていられるように

 

普通にしていれば

普通のしあわせを

普通に感じていられる

 

だって

 

空気はそこにあるのだから

普通にいつでもあるのだから

 

そんな空気のような普通のしあわせが

空気のように

そこにあって

空気のように

自分もそこにありたい

 

 

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