四苦八苦(しくはっく)
ここでいう「苦」って、「苦しむこと」ではなくて「思うようにならないこと」なんだそうで。仏教用語的には。
基本的な4つの思うようにならないこと。
生老病死(しょうろうびょうし)
生きることも、老いること、病になることも、そして最後には死ぬことも、思うようにはならない基本的な4つの「苦」
さらに生きていく上で、4つの「苦」が追加になるそうで。
愛別離苦(あいべつりく) 愛する者との別れ
怨憎会苦(おんぞうえく) 憎む者との関わり
求不得苦(ぐふとくく) 求める物が手に入らない
五蘊盛苦(ごうんじょうく) 肉体と気持ちが思うままにならない
あるあるっていう感じの「思うようにならないこと」ばかりです。
基本的な4つの「思うようにならないこと」に加え、生きていくとさらに4つの「思うようにならないこと」が追加されて、八苦になります。
ということらしいです。
四苦八苦とは、「苦しくてヒーヒー」いっている状態ではなく、「思うようにならないことへ葛藤している」というという状態のようです。
葛藤した結果、さらに「思うようにならないこと」を増やしてしまっては、四苦八苦十六苦と、どんどん増えてしまいます。
シクシク
ちなみに、4x9=36と8x9=72を足すと、煩悩の数の108になるのは後付けっぽいな。
そんなときの対処法
過去でなく未来をみる
思い通りじゃないけどうまく行ってる。これでいいと考える。
幸せの数を数える
不幸せばかり考えずに、身の回りにいつもあるものに感謝 をする。
信頼出来る人に話を聞いてもらう
へこんでしまう時は実は誰かに甘えられるチャンスで。
あなたに、頼って欲しいと思っている人を満たすチャンス。
好きな事をやる
ネガティブに押しつぶされないように、好きなことに集中してポジティブを引き寄せる。
価値観を手放す
「こうならなきゃダメ」と思っている「思い通り」の価値観を手放して、「なんの価値観に縛られているんだろう」と考えてみる。
出典:https://sokkadayo.jp/s108k/
コメントを書く