ぼくの
きらいなことは
うそを つくこと
おまえは
うそがつけないな〜 って
よく言われる
それは うそをつくのが
きらいだから
つい だまってしまったり
ぷっと
ふきだしてしまったりして
ばれてしまう
うそをつくと
ないしょにしてることで
からだが ソワソワしちゃうので
ふきだしてしまって
うそがばれる
だって
ないしょにしていると
おなかから わらえないし
きもちが うしろをむいたり
こころが めをそらしたり
それに
ないしょにされるほうは
きっと いやなきもちがする
それは
ほんとの「なかよし」
じゃないもの
だから
ふきだしてしまって
うそがばれて
ほっとする
いやなきもちが イヤだから
ソワソワしたくないから
だから
ふきだしてしまって
うそがばれて
ほっとする
うそをつくことよりも
ぼくが もっと
きらいなことは
だれかに ないしょにされること
だって それって
うそを
つかれてるってこと
おなかから わらえなくても
きもちが うしろをむこうが
こころが めをそらそうが
ぼくには
いえないってこと
それって
じぶんが うそをつくよりも
さびしいこと
でもね
ないしょにしたほうが
いいこともあるし
うそをついたほうが
いいこともある
だけどね
ないしょにされるのは
さびしくて きらい
だからね
ないしょにしなくて
いいように
ふきだしてしまって
うそがばれて
ほっとする
たとえ
ばれちゃいけないような
ことだったとしても
きっと
いつか
わわかってくれる
だって きっと みんなも
